配備開始から70年目となるB-52 同機史上“初めての訓練”を実施! 長い任期の間の情勢変化で実現
国際情勢の変化が大きく影響。
50年目にして初めての訓練
アメリカ空軍は2025年3月11日、スウェーデン上空で初めてB-52「ストラトフォートレス」による実弾投下訓練を実施したと発表しました。

この訓練は、スウェーデン軍と行った共同訓練であるバイキング・ネビュラ作戦中に実施されたとのことです。
2機のスウェーデン空軍所属の戦闘機「グリペン」に護衛されたB-52Hは、精密誘導弾化した爆弾であるJDAM(ジェイダム:Joint Direct Attack Munition)の投下訓練を行いました。
なお、爆弾の誘導支援に関しても、アメリカとスウェーデンの攻撃統制官が正確な標的を設定。精密爆撃技術の向上を図りました。
なお、今回の訓練は、複雑な環境において精密攻撃能力を磨きつつ、両空軍と地上部隊の相互運用性を強化することを目的に行われました。さらに、スウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)加盟1周年を記念するものでもあるようで、訓練のほか、スウェーデン議会上空を低空で編隊飛行する記念行事も行なわれました。
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