世界最大の“寒冷地”輸送機 なんと淡水湖に降り立つ! 航空部品をカナダ届ける

通常は雪や氷の地面に降りる機体。

淡水湖の性質のおかげで着陸が可能に

 アメリカ空軍は2025年3月12日、カナダのイヌビクで、LC-130「スキーバード」を淡水湖の氷上に着陸させたと発表しました。

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雪面に降りるLC-130「スキーバード」(画像:ロッキード・マーチン)

 この着陸を行ったのは、ニューヨーク州空軍州兵第109空輸航空団とのことで、イヌビクのパーソンズ湖に着陸しました。これは同航空団史上初めてのLC-130を用いた淡水湖への着陸でした。なお、淡水湖にLC-130が降りたケースも数十年ぶりとのことです。

 LC-130は、C-130「ハーキュリーズ」にスキー板を履かせたタイプで、南極圏や北極圏など、地面が氷や雪に覆われた極寒地域や、両極域に近い寒冷地で使用する輸送機の中では世界最大になります。

 通常同機は凍った地面には着陸しますが、凍った湖面には着陸しません。ただ海水に比べ、淡水の氷は塩分がなくヒビ割れが発生しにくく、氷が構造的に強固であるということで、着陸することが可能になったようです。

 なお、第109航空団は作戦中に8回の任務を遂行し、イエローナイフからイヌビックまでカナダ軍のCC-138ツインオッター用の部品を輸送するなど、迅速な補給を行いました。

【画像】なに、湖の上なの!? これが、凍った淡水湖に降りるLC-130です

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