「関西空港の新たな『国際線ラウンジ』」結構スゴイぞ! 27日にオープン…席数650超の「巨大施設」の全貌とは

これは使いやすそう!

658席を設置

 関西空港の第1ターミナルが2025年3月27日に施設内のリニューアル工事を概ね完了し、グランドオープンする予定です。ここで新たに設置されるのが、2種類の「国際線ラウンジ」です。今回はそのひとつ「KIXラウンジKANSAI」を紹介します。

Large 20250318 01

拡大画像

関西空港「KIXラウンジKANSAI」(乗りものニュース編集部撮影)。

「KIXラウンジKANSAI」は面積2970平方メートルの大きさを持ち、658席を備えるラウンジ施設です。場所は出国エリアの3階にあります。これまで同空港では、航空会社ごとにラウンジを用意していましたが、これをひとつに集約。スペースの効率化によってより広い空間を提供したといいます。

 同ラウンジのコンセプトは「古都と都市」。館内は「ノースサイド」「サウスサイド」のコンセプトの異なる2エリアに分かれています。座席のタイプも多様で、PC作業に特化した席や寝転がりも可能そうなソファなどを備えるほか、3室・各10席のプライベートルームなども設置されています。また、同エリア内においても暖色系、寒色系の照明が使い分けられているゾーンもあり、コントラストのあるデザインとなっています。なお、通常の空港ラウンジと同じく、シャワー室なども設置されており、出発前に汗を流すこともできます。

 ドリンクメニューはビールやワイン、ソフトドリンクなど。3月15日に実施された内覧会では、いなり寿司手巻き寿司、エビメインの海鮮料理などの食事メニューも用意されていました。ユニークな点としては、大阪に本社を構える日清食品の「カップヌードル」もマグカップサイズで提供されています。

 なお、関西空港では3月27日、このほかにさらに上級クラスのラウンジ「KIXラウンジPremium」の運用を開始するほか、入国審査場などもリニューアル。空港内に入居する店舗なども増えています。

【写真】えっ…これが「関空に新たにできた巨大ラウンジ」全貌です

最新記事

コメント