「『骨董品並みのレア旅客機』を当局が差し押さえます!」→何が? ”数年まさかの対応をされた姿”が驚愕すぎる件

中の人は台北松山空港で見ました!

2019年から「ずっと放置」

 台湾の法務部行政執行署桃園分署は2025年2月、同国のファーイースタン(遼東)航空で運用されていた旅客機、マクダネル・ダグラス「MD-83」を1機、差し押さえを行ったと発表しました。ファーイースタン航空は2019年に運航を停止し、それ以来この機体は、台北の桃園空港になかば”放置”される形で長年留め置かれていました。

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ファーイースタン航空のMD-83(乗りものニュース編集部撮影)。

 ファーイースタン航空は台北桃園空港・松山空港を拠点とし、国内線、近距離国際線を運航し、かつては日本へも定期便を持つ航空会社でしたが、資金繰りが悪化したことなどから2019年12月13日に全便運航を停止。機体はそのまま桃園空港・松山空港に留め置かれ、それ以降の空港の使用料なども未払の状態だったとのことです。同署によると、未払金は4394万8548台湾ドル(約1億9806万円。1台湾ドル4.51円で換算)にものぼるとしています。

 MD-83は、日本でもTDA・JAS(東亜国内航空・日本エアシステム。JALと合併しブランドが消滅)で採用されたマクダネル・ダグラス社のヒット機「DC-9」シリーズの系譜を汲むモデルで、T字尾翼と、胴体最後部にエンジンを備えたレイアウト「リアエンジン機」であることが特徴。なかでもファーイースタン航空はMD-83を近年まで運用したレアな航空会社としても知られています。

 なお、今回差し押さえが行われた機体も1998年デビューの古い機体です。同省はこの機の現状について「機体にヒビも入っていて、降着装置も錆びている。構造にも深刻な損傷がある」と現状の機体コンディションについて発表しています。

【写真】骨董品かよ…これが「差し押さえられたいまやレア機」の様子です

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