東海道新幹線の「豪華な半個室」設置される車両は一部だけ? 最新車両に異変! “従来通りの車両”も残ると判明

JR東海が東海道新幹線に半個室タイプの上級クラス座席を導入すると発表しました。ただ、この上級クラス座席は、N700Sの全編成に設置されるというわけではないようです。

従来通り「普通車とグリーン車のみ」の編成も

 N700Sは現在も製造が続く最新の車両で、製造時期によって1~3次車に分けられます。2020~23年度に投入された40編成が「1次車」、2023~26年度に投入される19編成が「2次車」、2026~28年度に投入予定の17編成は「3次車」となります。

 JR東海は、この半個室タイプの座席について、「現時点では、N700Sの2次車と3次車を合わせた計36編成に個室を導入する予定です」(東京広報室)と話します。また、半個室タイプの座席が設置される編成は、個室も設置されるそうです。

 この2次車に関しては、既に営業運転を開始している編成は半個室や個室を備えていませんが、改造によって設置されます。これにより従来よりもシートピッチが広がる見込みで、窓割が座席と合った形になるのかも注目されます。

 N700Sは最終的に、従来通り普通車とグリーン車のみとなる1次車と、半個室や個室を備える2次車以降に分かれることになります。

【画像】これが東海道新幹線「グリーン車超え上級クラス」のイメージです

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