東名or新東名「トイレが心配」ならどっち行く? ここを見れば一目瞭然な、知られざる“案内板”とは?
混雑期の東名と新東名。「この先トイレに行きたくなるかもしれない……」と思った人は、どちらを選ぶべきでしょうか。その参考になるかもしれない情報が、実は路上で表示されています。
混んでたら「諦めるしかない」場合も 高速のトイレ
高速道路のSA・PAに入り、空きマスを探しても「空いていない」……トイレに行きたくても停められない。このような場合、どうすればよいのかといえば、「諦めるしかない」が正解です。

SA・PAは、まれに“周回路”をもつエリアもあるものの、基本的には“戻れない”構造です。逆走は絶対NG。停められなければ次のSA・PAを目指すのが正解ですが、ゴールデンウイークのような多客期には、どこも一杯なのでは……と不安になるかもしれせん。
ただ、静岡から愛知にかけて並走する東名高速と新東名高速を走行する際には、その不安の解消に一つの参考となる情報板があるようです。その存在を、NEXCO中日本名古屋支社が2025年4月7日に公式Xで次のように紹介しています。
【#高速豆知識 ルート選択時の参考に!】
#E1東名高速道路と#E1A伊勢湾岸道の休憩施設混雑情報板に、コーヒーカップのサインとともに「○○JCTまで」と表示されています。これは、東名、新東名の路線が分岐する手前で、各路線のJCTまでにある休憩施設の混雑状況をまとめてお知らせしているものです。
添付された写真は伊勢湾岸道(上り線)の刈谷PA手前にある情報板で、その先にあるSA・PA駐車場の混雑状況を「空有」「混雑」などと表示するタイプのもの。ですが、よく見ると様相が違います。SA・PAの個別名称ではなく、「新東名 浜松いなさJCTまで」「東名 三ヶ日JCTまで」という表記の横に、混雑状況を表示しているのです。
つまり、その先の浜松方面にかけて、東名または新東名に所在する複数のSA・PAにおける混雑状況をまとめて、ここで表示しているのです。「このあとトイレに行きたくなるかも……」と思う人などにはルート選びの参考となるかもしれません。
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