ANAも導入予定「世界最長の旅客機」、“真っ白だが内装は独特”な試験機が4年ぶりに空へ! 飛んで何をする?
中身見てみたい……!
4号機は唯一の「客室搭載機」
アメリカの航空機メーカー、ボーイングが開発を進めている新型旅客機「777-9」。この4機目の試験機が、テストフライトを再開しています。同社によるとこの機のテスト飛行の復帰は、2021年以来とのことです。

777-9は、ANA(全日空)やJAL(日本航空)も導入している「ボーイング777」をベースに、サイズアップなどを図りながら、燃費効率の良いエンジンや新設計の主翼を採用するほか、コックピットや客室を最新仕様に更新した派生型「777X」シリーズの一つです。初飛行は2020年に行われており、実用化されれば全長は旅客機としては史上最長の76.7mに。航空会社への納入は最速2026年が計画されており、将来はANAも導入を予定しています。
今回試験飛行が再開された4号機「WH004」は、真っ白な外装が特徴ながら、777-9試験機の中で唯一客室を備えた機体とのこと。飛行試験は、環境制御システムや騒音など客室関連のテストなどが実施される予定としています。
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