トラック運転手っていつもあんなに”デカ盛り”食べてるの? ←「たぶん小食の人多いと思いますよ」 知られざるメシ事情 “結局ラーメン”仕方ない側面も

トラックドライバーの食事といえば「デカ盛り飯」というイメージですが、果たしてそうなのでしょうか。元トラックドライバーの交通心理士が解説してくれました。

意外と少ない(?)トラックドライバーの「外食」

 テレビ番組で長距離トラックドライバーの密着ルポなどが放映されると、日本各地にある行きつけの食堂でドライバーがデカ盛り飯を食べているシーンが映ります。

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トラックドライバーならではの「食事」の条件とは(画像:写真AC)

 放送を見た視聴者は、「なるほど。トラックドライバーは体力を消耗するから、デカ盛りを食べてエネルギーをチャージしているのだな」と思いがちです。しかし元トラックドライバー・交通心理士で近畿大学・理工学部の島崎 敢准教授は、「必ずしもそうではないし、むしろ小食で済ますドライバーのほうが多いだろう」といいます。なぜでしょうか。

 島崎准教授は「トラックドライバーが『デカ盛り・コッテリ好き』というイメージを持たれるのは、ある意味自然なことではある」と前置きしながらも、そのイメージと実際の違いをこう解説してくれました。

「『車体の大きいトラックを運転し、体力も相応に使うのがドライバーの仕事』という印象から、トラックドライバーは『デカ盛り・コッテリ好き』と思われるのは当然だと思います。テレビで紹介されるトラックドライバーの食事でも、確かにそういうメニューが多いですよね。

 しかし実際のところは、私自身の経験でいうと、トラックドライバーは総じて急いでいるため、行く先々での外食の機会は思ったほど多くなく、弁当やコンビニで済ませることのほうが多かったです。

 ですから、トラックを停めてゆっくり食事ができるお店というのは、ドライバーにとって『ちょっとしたご馳走』です。だからこそ、メディアで紹介されるような『デカ盛り・コッテリ』の食事風景は、非日常の『ご褒美シーン』であることが多いように思います」(島崎准教授)

 さらにトラックドライバーが必ずしも「デカ盛り」を好むわけではない理由として、以下のような事情もあるようです。

「トラックドライバーが行く先で外食しても、食べた後はまたすぐに運転に戻ります。トラックは乗用車よりもずっと揺れますし、人が座っているのは車体の端。しかもタイヤが大きくバネ下重量も重いため、乗り心地は決して良いとはいえず、特にトレーラーは上下動が大きいです。

 そのため、食べ過ぎてしまうと、こういった『揺れ』で気分が悪くなるという人や、眠くなるから少なめにするという人もいます。こういった事情も、トラックドライバーが『デカ盛り・コッテリ』ばかりを好んで口にするわけではない、という理由の裏付けになるのではないでしょうか」(島崎准教授)

【え…!】これが高速道路名物「3722kcalの"大人様ランチ”」です!(写真)

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