ここができたら約200kmつながる! 山陰道「鳥取最後の区間」ついに変貌 国道がパカッと分離へ
国土交通省 倉吉河川国道事務所は2025年5月15日、山陰道の一部として建設中の「北条道路」工事の一環として、国道9号の車線を上下線で分離すると発表しました。
鳥取県内最後の区間が変貌!
国土交通省 倉吉河川国道事務所は2025年5月15日、山陰道の一部として建設中の「北条道路」工事の一環として、国道9号の車線を上下線で分離すると発表しました。これにともない5月28日(水)夜間に国道9号の一部区間で全面通行止めが発生します。

通行止めとなるのは鳥取県北栄町田井~北栄町西園の約4.8km。自動車専用部が建設されるスペースを挟んで上下線が分離されます。なお、北条道路は約13.5kmの全域が現国道9号を側道とする形で建設が進められています。
北条道路は山陰道における鳥取県内「最後の未開通区間」です。2026年度の全線開通が予定されていましたが、工事が難航し、2024年に一時、開通予定が白紙化されました。
途中の北条IC/JCT間(北条倉吉道路が接続予定)を境に、東側約5.9kmは予定通り2026年度の開通とされたものの、西側約7.6kmについては開通時期がまだ発表されていません。今回の車線切り替えが行われるのは、その西側区間にあたります。
この北条道路の区間が開通すれば、山陰道は鳥取市から島根県大田市まで、約200kmがひとつにつながります。
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