自衛隊が「艦載機テンコ盛り」中国空母を確認! “尖閣の近海”に現れる 防衛省が画像を公開

「海上カジノ」することを名目に入手した空母!?

尖閣近海に出現した中国空母の画像が公開

 防衛省・統合幕僚監部は2025年5月25日、中国海軍のクズネツォフ級空母「遼寧」を含む複数の艦艇が、久場島(尖閣諸島)北約200kmの海域を航行したと発表。海上自衛隊が撮影した画像を公開しました。

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中国艦の警戒監視・情報収集にあたった護衛艦「たかなみ」

 防衛省によると25日7時頃、空母「遼寧」(艦番号16)のほか、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦2隻(艦番号121、122)、ジャンカイII級フリゲート2隻(艦番号515、599)の計5隻を確認したとのこと。また同日、「遼寧」の艦載戦闘機と艦載ヘリの発着艦を確認したとしています。

 これに対し自衛隊は、護衛艦「たかなみ」やP-3C哨戒機により警戒監視・情報取集を行ったとしています。

 空母「遼寧」は、元々は旧ソ連海軍のアドミラル・クズネツォフ級空母の2番艦「ワリヤーグ」として、ウクライナのムィコラーイウにある黒海造船所で1988年に進水しました。ソ連崩壊後の混乱などで工事が中断していましたが、中国企業が海上カジノに改装することを名目に、中国本土まで回航。その後再生され、中国海軍で空母として就役した異色の艦歴を持ちます。

【画像】デカい!これが自衛隊が撮影した「艦載機テンコ盛り」中国空母です

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