防大初! 女性訓練部長の目に映った“驚きの学生”とは?「自衛隊変えなきゃ」と感じたキッカケ

防衛大学校の訓練部長のポストに女性自衛官が就任しました。この訓練部長は、防大の女子学生第一期生。母校に返ってきた彼女の目に、今の学生はどう映っているのでしょうか。語ってもらいました。

学生が諦めないよう、防大・自衛隊も変わらなきゃ!

 さらに印象的だったのは、防大69期生が4年生だった年のハナシ。

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防衛大学校にはさまざまな国から留学生が集っているため、彼らの国の国旗が掲揚されている(乗りものニュース編集部撮影)。

「1年生への指導を見直すべきでは?」という声が4年生から上がったことをキッカケに、学生たち自ら校内の風土を見直す動きが始まったのだそうです。

 それまでは、1年生だけで隊舎などの掃除を朝の短時間でこなしていたのですが、その負担を減らすために、廊下は1年生が担当、2年生はその監督、そして居室は上級生が行うという形に変え、さらに1年生入室時の「入ります」などの声かけ習慣も見直されたのだとか(!)。

「防大だから仕方ない」と思われていたものを、自分たちの手で変えていく。その姿勢に、東将補も胸が熱くなったといいます。こうした改革を次の世代がどう受け継ぎ、より良い形に進化させていくのか。それを見守るまなざしからは、大きな期待と誇りが感じられました。

 そして「学生たちの『風通しをよくしていこう』という気持ちをくじかないように、自衛隊の側も変わっていかなきゃいけない」と話してくれました。

 取材の最後には、少しだけ雑談も。東将補は、オフの日は家でゆっくり過ごすこともあれば、ウォーキングをしたり、仕事から解放されてのんびり過ごしたりもあるそう。温泉巡りも大好きで、入港すると温泉に立ち寄るのが密かな楽しみなのだとか(お気に入りは別府温泉!)。そういったハナシからも、どこかホッとするような、あたたかな人柄が伝わってきました。

 防衛大学校が育てているのは、日本の未来を支えるリーダーたち。その若者たちに真剣に向き合い、背中を押し続ける大人の存在がいることに、心が温かく……、いやいやグッと熱くなる取材でした。

【マンガを読む】「防大の歴史を変えた!」衝撃のハナシとは

Writer:

漫画家・デザイナー。夫のやこさん、娘のみーちゃんと暮らすのんきなオタク。海自にはまってからあれよあれよと人生が変わってしまった。著書「海自オタがうっかり『中の人』と結婚した件。(秀和システム)」「北海道民のオキテ(KADOKAWA中経出版)」各シリーズ発売中。

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