佐世保の「空母みたいな巨艦」米海軍の最新艦に! ただ交代しても “全部同じじゃないですか!!” 案件か
まるで間違い探し?
佐世保基地の新顔「トリポリ」ってどんな艦?
アメリカ海軍は2025年6月2日、日本に配備予定の強襲揚陸艦「トリポリ」が、カリフォルニア州のサンディエゴ基地を5月19日に出航したと発表しました。

「トリポリ」は、アメリカ海軍が運用するアメリカ級強襲揚陸艦の2番艦で、2020年に就役したばかりの新鋭艦です。同艦は2025年6月1日現在、佐世保基地(長崎県)に配備されている同型艦「アメリカ」(1番艦)と交代するため予定で、これは通常の太平洋における定期ローテーションの一環だとアメリカ海軍では説明しています。
アメリカ級は排水量約4万5000トン、全長は約260mある空母形状をした大型艦です。強襲揚陸艦としては最新のモデルで、就役しているのは1番艦「アメリカ」(LHA-6)と2番艦「トリポリ」(LHA-7)の2隻のみ。2025年6月現在、3番艦「ブーゲンビル」(LHA-8)と4番艦「ファルージャ」は建造中であることから、アメリカ海軍が保有する9隻の強襲揚陸艦のなかで最も新しいのが「トリポリ」になります。
今回の「トリポリ」の佐世保展開に際し、艦長のエディ・パーク大佐は、「『トリポリ』は、海外におけるアメリカの国益を守り、日本との長年にわたるパートナーシップを強化する準備ができている」「私は、(日本という)重要な地域の安全、安定、繁栄を支えるために、海軍並びに海兵隊員からなる勤勉で意欲的なチームを率いることを非常に誇りに思っている」と述べています。
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