渋滞する幹線道路を避けて川に出たら「ものすごく狭い橋」に出会ったのですが… 長~い橋だけじゃない 埼玉の「沈下橋」たち

埼玉の荒川水系を超える橋は各所にありますが、混雑時には渋滞しがち。しかし、ナビでは案内されないような小さな橋もあります。実は埼玉は、知られざる「沈下橋」の多い地域でもあります。

通行の際には注意も必要

 ただし、こうした便利なルートであっても、走行には注意点が多々あります。

 まず、2つの橋がいずれも沈下橋であるため、増水時には通行止めとなります。また通行止めにならない場合でも、集中豪雨の際には通行にリスクがあると考えるべきでしょう。

 夜間の通行も推奨できません。堤防や河川敷部分には照明がなく、不慣れな状態で走行すると、路肩から脱輪する可能性もあります。加えて、鹿やタヌキなど野生動物との衝突リスクも考慮する必要があります。

 もう1つ留意すべきなのが、雨が上がった後の走行です。河川敷部分の道路は、一般の道路に比べ排水性が悪く、雨上がりには流れてきた泥によりぬかるみが生じることがあります。スタックすることはないにせよ、クルマが泥だらけになることは避けられないでしょう。

 クルマの汚れが気になる人は、雨上がりに通行する際、対向車の“泥汚れ具合”をチェックして、通行するかどうかを判断するのが賢明です。

【地図/写真】これが「沈下橋」経由の荒川短絡ルートです!

Writer:

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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