おおさか東線・JR長瀬~新加美間の新駅は「モノづくり」コンセプトに
JR西日本が、おおさか東線のJR長瀬駅と新加美駅のあいだに設置する新駅の概要を発表。駅舎は「モノづくりが紡ぐ歴史とまち」というコンセプトのもと設計されます。
2018年春開業予定
JR西日本は2016年8月5日(金)、おおさか東線のJR長瀬~新加美間に設置する予定の新駅について、その概要を発表しました。
新駅はJR長瀬駅から約1.4km、新加美駅からも約1.4kmの位置の、大阪府東大阪市衣摺5丁目に設置されます。開業予定は2018年春です。
駅舎のコンセプトは「モノづくりが紡ぐ歴史とまち」。地元の人々に親しんでもらえるよう、モノづくりが盛んな地域の特性を取り入れたデザインとされます。古代の染め型を使った染色技法を現代の材料で表現しており、駅入口の壁面に設けられる金属パネルは「布」、ルーバー(細長い板を間隔をあけながら平行に組んだもの)は「染め型」をイメージしているといいます。
ホームは各方向1面ずつの計2面で、それぞれ8両編成まで対応します。高架下に設けられる駅舎にはエレベーター2基(各ホーム1基ずつ)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基、下り1基)、自動改札3通路、券売機3台を設置。自然光を積極的に取り入れ、明るく開放的な空間が造られます。また駅前は、東大阪市によって交通広場が整備される計画です。
【了】
コメント