日本鉄道賞において「最高水準の安定輸送」と太鼓判 遅延を即座に回復させる京急の「現場力」
運転主任の腕の見せどころは、京急川崎駅での折り返し作業
この時、運輸司令が出した指示は「横浜方面からの羽田空港方面行き列車は通常運行」「品川方面からの羽田空港方面行き快特を京急蒲田駅止まりにし、京急川崎駅まで回送して折り返す」というもの。
これは、空港線内では各駅に停車する横浜方面からの列車(エアポート急行)を通常通り運行することで、空港線内各駅の利便性を確保するとともに、品川方面からの羽田空港行列車(快特)については、京急蒲田からの上り方向は通常通りのダイヤで運行することで、本線への遅延の波及を抑え、全線への影響を最小限にとどめるための判断といいます。
そして運輸司令から指示を受けた運転主任の腕の見せどころは、京急川崎駅での折り返し運転です。本来、品川方面から空港線に入るはずの快特を、通常ダイヤで本線を運転している列車の合間を縫って折り返させます。運転主任は乗務員と連携して京急川崎駅での折り返し運転を行い、ダイヤの遅れを最小限にとどめることができたということです。
京急電鉄によると、今後も現場一人ひとりの力の積み重ねた“現場力”によって、トラブル発生時も列車の遅延を最小限に抑制するほか、安全・安定輸送の提供に努めたいとしています。
【了】
どこかの鉄道会社に爪の垢煎じて飲ませたいね
この記事は「人」が管理する事により臨機応変に対応している。
という記事だと思います。
つまり、現場で働く人達に対する「信用」
が無ければ乗客も経営陣も今の運転体制を支持出来無いと思います。
京急の宝である信用を守り、さらに大きくしていけるよう、安全運転をこれからも期待します。
京急頑張れ!
因みに、京急川崎・横浜方面からのエアポート急行を運転継続し、品川・都営浅草線からの快特(エアポート快特含む)の京急蒲田止まり・始発とするやり方は、かつて京急蒲田駅が地上駅時代の1月3日に実施していた『箱根駅伝・復路』を彷彿としますね。
11:00~14:00頃、駅伝経路の一つである空港線・第一京浜踏切を封鎖して、駅伝ランナーを止まらせることが無い様に、京急もバックアップしていました。完全高架となった現在は無くなりましたが、このアイディアが生かされてると思います。
京急は12両運転を実施しているが、ホーム上屋が8両しか対応していなため、雨天のときは5分程度の遅延が発生している。蒲田駅の空港線ホームは方向別単線のため遅れることが多い。
いつも京急は横を走るJRより確実に動いてるので安心できますね。
だから京急がEmperorなのか。
電車でDの話ですが。
この記事、JR東日本に送り付けてやれ