山陰本線・京都~丹波口間の新駅、「京都らしい」デザインに JR西日本

JR西日本が山陰本線(嵯峨野線)・京都~丹波口間に設置する新駅の概要を発表。駅舎には京都の町並みや工芸品などをモチーフにしたデザインも取り入れるといいます。

2019年春開業予定

 JR西日本は2016年8月12日(金)、山陰本線(嵯峨野線)の京都~丹波口間に設置する予定の新駅について、その概要を発表しました。

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南東側(梅小路公園)から見た山陰本線(嵯峨野線)・京都~丹波口間の新駅イメージ(画像出典:JR西日本)。

 新駅は山陰本線(嵯峨野線)と七条通が交差する付近に設置されます。ホームは2本の線路を挟む形(相対式)で、各方面に1面ずつ計2面設けられ、それぞれのホームにエレベーター1基、エスカレーター2基(上り1基+下り1基)が設置されます。駅舎は高架下に造られ、4通路分の自動改札、3台の券売機が設置される計画です。

 駅舎の基本コンセプトは「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識していただきつつ、地域との連携を育むデザイン」。JR西日本によると京都の町並みの「縦格子・縦縞」、京友禅の反物の「縦長矩形」、工芸品に用いられる「梅柄(光琳梅)」を引用するとともに、隣接する梅小路公園と調和し、地域のシンボルとなるように、ホームの外壁や入口部を曲面にして、あわせて京都らしい色彩で設計するといいます。

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山陰本線(嵯峨野線)・京都~丹波口間の新駅位置図(画像出典:JR西日本)。

 着工に先立ち、9月19日(月、祝)には安全祈願祭ならびに起工式典を開催。2019年春に新駅が開業する予定です。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 駅名部分の「○」の数が5つということは、「梅小路公園」駅が有力なんでしょうか?