2時間半の航路でここまで豪華とは…! 九州~四国のフェリー、“住める”レベルな設備の数々
関西~愛媛と愛媛~大分を結ぶ「オレンジフェリー」。このうち愛媛~大分間の「九四航路」は約2時間半の船旅ですが、多くの驚きがありました。特に「特等室」は必見です。
定員6名の個室は、グループ旅行に最適
今回はドライバー区画の取材からスタート。2段ベッドが並ぶ、2等寝台室やドライバーシャワー室があり、なかなか快適そうです。
一般席に移り、まずは第3甲板を見ていきます。ここは、カーペット敷きの2等座席が広がるエリアです。次に第2甲板に上がります。船内後方は「喫煙コーナー」「マッサージ椅子」「ゲームコーナー」のほか、リクライニングシートの並ぶ「2等椅子席」があります。さらに後方は「スカイラウンジ」です。最新の船舶と比較すると、エレベーターがないなどの違いはありますが、贅沢な造りといえます。
進行方向に戻ると、ここにもカーペット敷の2等座席があります。このフロアでは女性・子どもの専用席も設定されています。また共用シャワールーム(紳士用、婦人用)もあります。
扉で仕切られた最前部は、1等室&特等室エリア。1等室は洋室3室、和室2室の構成で、それぞれ定員は6名です。洋室の1室は「ペット対応室」となっています。洋室は長距離フェリーの最上級船室から、居住スペースだけを抜き出したような空間で、ソファが並び、贅沢感があります。空気清浄機も置かれていました。和室は琉球畳、あるいはカーペット敷です。折りたたみ式のマットレスも置かれていました。洋室も和室も広々しており、グループ旅行には最適と感じます。
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