「すごい立派なバイパス!」からの“車線減少…”まもなく解消!? 国道8号の石川県内“ほぼ全線4車線”目前 「加賀拡幅」が最終段階へ
石川県で進められている国道8号「加賀拡幅」の一環で、2025年7月7日から加賀市内の800m区間で車線運用が切り替わりました。4車線化事業が最終段階に差し掛かっています。
立派なバイパスのお隣の区間「加賀拡幅」最終段階へ
石川県で進められている国道8号「加賀拡幅」の一環で、2025年7月7日から加賀市内の800m区間で車線運用が切り替わりました。4車線化事業が最終段階に差し掛かっています。

加賀拡幅は国道8号の加賀市内6.4kmを4車線化する事業で、残る2.2km区間の4車線化が2025年度内に完了する見込みです。事業中区間では、5月と7月の車線切り替えにより、拡幅された道路用地を使って上下線とも外側を通し、中央部分を仕上げていく、いわゆる“外外運用”となりました。
加賀拡幅区間より東側の国道8号は、15.8kmにわたり信号のない立体道路「小松バイパス」が続いています。金沢方面から来ると、この立派なバイパスが終わり、平面交差区間に入ると車線が減少するので、ここが一つのボトルネックとなっています。
加賀拡幅の区間の4車線化により、石川県内の国道8号は福井県境部を残し、ほぼ県内全域で4車線化もしくはバイパス化が完了します。小松バイパスにおいても、暫定2車線で残る粟津IC-箱宮IC間の4車線化が進められています。
他方、石川・福井県境部は昔ながらの2車線国道ですが、こちらも改良事業が2019年度から始まっています。県境の牛ノ谷峠には、新たにトンネルが掘られ、急勾配の解消が図られます。
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