東武特急が初めて海を渡る! 「スペーシア」の“先頭車だけ”海外譲渡へ 金ピカのトップナンバー編成
「トップナンバー」が海を渡る!
特急「スペーシア」車両を台湾に譲渡
東武鉄道は2025年7月10日、台湾鉄路管理局との友好協定締結10周年を記念し、特急「スペーシア」車両を台湾に譲渡すると発表しました。

今回の取り組みは、昨年7月に日本民営鉄道協会と台湾鉄道観光協会が締結した「日本と台湾における鉄道観光プロモーションに関する協定書」の主旨に沿ったもの。日本と台湾双方で、鉄道観光をフックとした交流人口増を図ることも目的としているそうです。
譲渡されるのは、100系の第1編成「日光詣スペーシア」の先頭車両(101-1号車・コンパートメント)。展示場所は台鉄の台湾駅の東三門付近で、2025年度の冬季から展示が予定されています。東武特急が海外へ渡ること、台湾の施設内で海外の車両が展示されることは初となります。
東武鉄道と台鉄は、2015年12月18日に台鉄台北駅で日台間における交流人口増加を図るべく、友好協定を締結。特急「りょうもう号」に使用している200系電車を台鉄の自強号「普悠瑪(ぷゆま)」のデザインに変更するなど、交流を続けてきました。
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