扉は手動、トイレ使用不可に 新幹線で地震発生、そのとき車内は

新幹線に乗っているとき大きな地震が発生したら、列車はどうなるのでしょうか。高速走行中に「緊急地震速報」を受信、急停車した車内では、普段の新幹線とは異なる姿が見られました。どう変化するのか知っておくと、もしもの際に役立つかもしれません。

「電車は急には止まれない」 高速走行中の新幹線、停車に必要な距離は?

 このとき筆者が乗っていた「のぞみ23号」(車両はN700AもしくはN700Aタイプ)は、受信していたGPSの記録によると約260km/hで走行しており、「停電」によりブレーキが作動したのち、およそ1分10秒後に停止しました。止まるまでに要した距離は約2.8kmです。ハンディGPSによる記録のため、あくまで“参考”ということでご理解ください。

 ちなみに2016年からJR東海が投入する最新版のN700A電車では、東海道新幹線の最高速度である285km/hから約3kmの距離で停車できるそうです。

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最新版のN700Aで導入され、地震発生時の停止距離を約5%短縮させる新型(右)のブレーキライニング(画像出典:JR東海)。

 また、このときの地震は三重県南東沖が震央で、マグニチュード6.5、最大震度は4。幸いにも新幹線そのほかに特段の被害はありませんでした。

 ところで、地震による停電で新幹線が停車した場合、注意すべきことがあります。

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