「TOICAエリア」10月拡大 ついに山梨へ到達 Suicaとの“境界駅”扱いどうなる?

JR東海が、2025年10月にICカード「TOICA」の利用エリアを拡大します。

鰍沢口~甲府間に導入

 JR東海は2025年7月24日、ICカード「TOICA」の利用エリアを拡大すると発表しました。

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身延線を走る特急「ふじかわ」(画像:写真AC)

 10月1日(水)から、身延線の鰍沢口、市川大門、市川本町、芦川、甲斐上野、東花輪、小井川、常永、国母、甲斐住吉、南甲府、善光寺、金手、甲府の14駅にTOICA対応の改札機を設置します。

 さらにこの14駅のうち、東花輪と南甲府の2駅でTOICAを販売します。

 身延線の沼久保~身延~落居間の各駅はTOICAを使えませんが、西富士宮~鰍沢口間や静岡~甲府間など、この区間を通過してTOICAエリア各駅相互間でTOICAを使うことは可能です。

 なお、甲府は、JR東海(TOICAエリア)とJR東日本(SUICAエリア)の境界駅ですが、定期券は、身延線・鰍沢口~甲府14駅の各駅相互間に加え、14駅の各駅から甲府経由でJR東日本のSuicaエリアにまたがる区間もTOICAで発売されます。

 ただし普通運賃だと、鰍沢口~石和温泉間など甲府をまたいでの利用には対応しないため、従来どおり全区間のきっぷをあらかじめ購入する必要があります。

【路線図】10月からの「新・TOICAエリア」

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