つり天井の脱落対策を実施へ 東海道新幹線全駅や主要駅で JR東海
JR東海が2016年9月から2027年3月にかけて、地震時の安全性を高めるべく、つり天井に対して脱落対策を実施します。対象は東海道新幹線の全駅や在来線の主要駅です。
在来線は1日1万人以上の利用がある30駅が対象
JR東海は2016年9月7日(水)、地震時の安全性を高めるため、東海道新幹線の全駅や在来線の主要駅でつり天井の脱落対策を実施すると発表しました。
対象は東海道新幹線の東京、品川、新横浜、静岡、浜松、名古屋、京都、新大阪など全17駅と、在来線の金山、千種、大曽根、勝川、多治見、藤枝、磐田、尾張一宮、岐阜など、利用者数が1日1万人以上の30駅です。
対策は建物と天井をワイヤーでつなぐ方法が基本とされますが、天井の構造形式や設備状況によっては天井の取り替えや撤去なども行われます。
工事費はおよそ130億円。期間は今月から2027年3月までの計画です。
【了】
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