もはや“ホテル以上!?” 長距離フェリーで「初の客室」がスゴイ! シングルも神設備が 「さんふらわあ」西の最新型に乗ってみた

大阪南港と別府港を結ぶフェリー航路の最新鋭船「さんふらわあ むらさき」は、2023年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、多彩でデザイン性の高い船内が特徴です。このフェリーで快適な船旅を体験してきました。

豪華な夕食、割安な朝食

 豊富な客室を見学した後は、パブリックスペースへ。6階エントランスは「アトリウム」と名付けられ、天井がプロジェクションマッピングになっているのが特徴です。イベント時には、航路の見どころなどが上映され、天井の巨大スクリーンで見るのはなかなか楽しい体験でした。

 エントランスにはキッズコーナーもありました。その他にも、コインロッカー、貴重品ロッカー、冷蔵ロッカー、自転車の輪行バックフォルダー、自動販売機コーナー、写真撮影スポット、売店など、設備はかなり充実しています。

 お手洗いは男女でインテリアが異なり、女性用トイレには3段階で調光可能なパウダールームもあり、見たことがないようなデザインでした。

 7階にはペットルーム、ベビーケアルーム、自動販売機コーナー、展望デッキが備わります。展望大浴場は男女別ですが、従来船の2倍の面積があり、とても広く開放感があります。

 8階にも展望デッキがあり、「スイートカフェラウンジ」が併設。スイート利用者専用で、飲料やアイス、雑誌などが楽しめます。

 再び6階に戻ってレストランを利用しました。バイキング形式で、夕食は2500円。瀬戸内海を航行する船らしく、鮮度抜群なお刺身もあり、ミシュランで星を獲得したシェフのハンバーグは、ソースの旨味が絶品でした。料理全体の質はかなり高めです。朝食は750円と割安で、多くの利用者でにぎわっていました。

 なお、当日は強風のためデッキに出られず、明石海峡大橋は見られませんでした。筆者は自室の「スーペリアシングル」で宿泊。布団は柔らかく、体に優しい寝心地で、寝台のクッション性もまずまずでした。

 総トン数1万7300トンの大型船で、航海速力は22.5ノット(41.7km/h)ですが、揺れ・エンジン音ともに小さく、寝心地も抜群でした。

 翌朝、別府港には6時59分に到着。JR別府駅への連絡バスには多くの利用客が並んでいましたが、筆者は急がなかったため徒歩で移動。JR別府駅までは35分ほどでした。

【超豪華】「さんふらわあ むらさき」の船内をくまなく見る(写真)

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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コメント

1件のコメント

  1. 以前のように、四国愛媛の松山観光港にも寄港して欲しい。

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