記録的大雨 九州の高速道路で「寸断」続く 土砂崩れの影響 一部は復旧・解除も

九州地方では2025年8月11日ごろから災害級の大雨となっており、高速道路の一部路線で通行止めの規制が行われるなど、交通網にも影響が広がっています。

のり面の崩落などにより九州道や南九州道で通行止め

 2025年8月11日ごろから災害級の大雨となっている九州地方では、高速道路の一部路線で通行止めの規制が行われるなど、交通網にも影響が広がっています。

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のり面部分が崩壊した九州道松橋IC~八代IC間の現場(画像:NEXCO西日本)

 8月12日の昼現在までに、NEXCO西日本が発表している通行止め区間は以下の通りです。

●九州自動車道(いずれも上下線とも規制)

・松橋IC~人吉IC

●南九州道(いずれも上下線とも規制)

・八代JCT~八代南IC

 通行止め規制はいずれも道路のり面部分の崩壊によるもので、九州道では松橋IC~八代ICの区間で、南九州道は八代JCT~八代南ICの間において復旧作業が進められている模様です。

 さらに、2路線の通行止め区間と並走する球磨川沿いの国道219号なども、八代から球磨村までのあいだで通行ができなくなっており、広域的な迂回が必要となるケースもあります。

 この雨では、鹿児島県内の九州道 横川IC~溝部鹿児島空港ICでも、上り線でのり面が崩れた影響で通行止めが行われていましたが、上り線で一部車線規制を行いながらも応急復旧のめどが立ったことから、現在は規制が解除されています。

 NEXCO西日本は復旧作業を順次進めており、ドライバーに対して協力と最新情報の確認を呼びかけています。

【復旧作業進めてます!】これが現在の道路復旧状況です(写真で見る)

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