「日本最強クラスに美男美女の名前っぽい駅」なぜこんな駅名に? 東京ド都心にある「絶対ハーフ」な名前の由来とは

まるでハーフのアニメキャラのような名前の駅が東京都心に存在しています。それが「天王洲アイル駅」です。なぜこのような名前になったのでしょうか。

由来あります!

 羽田空港と浜松町を結ぶ東京モノレール、および大崎と新木場を結ぶりんかい線には、まるで人名のような駅が存在します。それが「天王洲アイル」駅です。SNSではこの駅名について「転校してきたハーフの美少女か」「ハーフ帰国子女の令嬢だと思っている」「ハーフの格闘家にいそう」「『君』付けたら1番のイケメンネーム」「今見るとVtuberっぽい」といったコメントが寄せられています。なぜこのような駅名となったのでしょうか。

 

 天王洲アイル駅は1992年、東京モノレール側が先にできました。この由来は周辺の再開発地区名で、江戸時代、海中の土砂が堆積してできた州に、漁師の網に牛頭天王の面が流れついたことから「天王洲」、その埋立地を再開発するにあたり「島」を意味する「アイル(Isle)」を組み合わせてこう呼ばれるようになりました。

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天王洲アイル駅(画像:写真AC)。

 なお、りんかい線にはこうした「漢字+カタカナ」の駅名が多いのが特徴のひとつです。たとえば天王洲アイルの隣にある「東京テレポート駅」があり、これは臨海副都心の当初の事業愛称「東京テレポートタウン」に由来します。また同路線には「品川シーサイド駅」も存在し、こちらは複合施設「品川シーサイドフォレスト」に由来します。

【写真】由来想像もつかない! これが京急線にある「あまりにカオスな駅名」です

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