数へらす裏が茶色いきっぷ いま主流の黒となにが違う?
自動改札機を利用できる鉄道のきっぷは現在、裏面が黒のものが主流です。しかし、かつては茶色いものも多く使われていました。裏面が茶色いきっぷは、黒のきっぷとなにが異なり、なぜその数を減らしているのでしょうか。
きっぷの裏面へ情報を書き込むために
自動改札機を利用できる鉄道のきっぷは現在、裏面が黒いものをよく見かけます。もちろん、それには理由が存在。磁気を使ってきっぷの区間や有効日などの情報を書き込めるよう、裏面に「磁性体」が塗られているためです。こうしたきっぷを「磁気券」と呼び、磁気で書き込まれている情報を読み込むことで、内容により自動改札機が開いたり閉じたりします。
この磁気券、かつては裏面が茶色いものも多く見られました。しかし現在では数を減らしており、今後、消えていくかもしれません。
現在、茶色い磁気券も使用する名古屋市交通局は、在庫があるため今後もしばらくそれを使いつつも、いずれはすべて黒になる見込みといいます。
出改札システムに関するルール作りなどを行っている、日本鉄道サイバネティクス協議会によると、黒の磁気券は1989(平成元)年に開発され、現在では黒のほうが多く流通しているそうです。
昔のカセットテープで、type1(ノーマルポジション、酸化鉄)は茶色、type2(クロムポジション、CrやCo)は黒っぽかったと思う。多分、切符も黒の方が記憶容量が多少大きいのでは。
type4(メタル、非酸化の鉄)は、まんま鉄色だった。今さらこれは使わないだろうけど。
ビデオカメラ用には蒸着テープなんてのもあったかな。