常磐線相馬~浜吉田間が運転再開 内陸移転の新駅舎も JR東日本12月ダイヤ改正

東日本大震災により不通だった常磐線の相馬~浜吉田間で運転が再開されます。途中の新地駅、坂元駅、山下駅は内陸に移転し、それぞれ新駅舎がオープン。相馬~仙台間の普通列車は、震災前と同じ本数が確保されます。

相馬~仙台間の所要時間は約50分短縮

 JR東日本の水戸支社、仙台支社は2016年9月29日(木)、12月10日(土)に実施するダイヤ改正の概要を発表。東日本大震災により不通だった常磐線の相馬駅(福島県相馬市)から浜吉田駅(宮城県亘理町)までの区間で、運転が再開されます。

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内陸に移設された3駅の新駅舎。上から新地駅、坂元駅、山下駅(写真出典:JR東日本仙台支社)。

 同区間のうち、津波で大きな被害を受けた駒ケ嶺駅(福島県新地町)から浜吉田駅までの区間は、内陸の新ルートに移設されての運転再開です。途中の新地駅(同)、坂元駅(宮城県山元町)、山下駅(同)は新駅舎がオープン。坂元駅と山下駅は高架駅になります。

 また相馬~仙台間では、区間により異なるものの下りが23本から30本、上りが22本から28本と、震災前と同じ運転本数が確保されます。また運転再開にともない、相馬駅から亘理駅(宮城県亘理町)までのあいだで運転されていた代行バスは運転を終了。小高駅(福島県南相馬市)から仙台駅までの所要時間は、列車と代行バスを利用して最短140分かかっていたのが、列車のみとなることで46分短縮され、最短94分で結ばれます。

 このほか、広野駅(福島県広野町)から竜田駅(同・楢葉町)までの区間で2往復、小高駅から原ノ町駅(福島県南相馬市)までの区間で1往復増発されます。

 なお、常磐線は竜田~小高間がいまだ不通で、代行バスによる連絡。2017年春に浪江駅(福島県浪江町)から小高駅、2017年内に竜田駅から富岡駅(同・富岡町)、2019年度中に富岡駅から浪江駅までが順次、運転を再開し、全線(上野・日暮里~岩沼・仙台)での運転再開が実現する見通しです。

【了】

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