圏央道「2区間」29日に4車線化! 計12kmが快適に 続いて別の2区間も“対面”解消へ
茨城県内で2025年8月29日、圏央道の2区間が4車線化します。
茨城県内の2区間が4車線化
茨城県内の圏央道の一部区間で、2025年8月29日6時に4車線運用が始まります。

暫定2車線で開通した圏央道の久喜白岡JCT(東北道)~大栄JCT(東関東道)間92.2kmでは現在、4車線化事業が進んでおり、これまで久喜白岡JCT~五霞IC間と境古河IC~坂東IC間が完成しています。
今回4車線化するのは、つくば牛久IC~牛久阿見IC間6.1kmと、阿見東IC~稲敷IC間6.0kmです。
NEXCO東日本関東支社や国土交通省関東地方整備局によると、圏央道で先に4車線化した幸手IC~五霞IC間は渋滞が減り、さらに最高速度引き上げにより平均速度が最大30km/h以上改善。また、対面通行も解消し、事故件数も約6割減少したといいます。
ちなみにほかの区間でも4車線化工事は進んでおり、次の2区間では工事に伴う夜間通行止めが発生します。期間が合計およそ2週間と長いため、通行には注意が必要です。
●つくば中央IC~つくばJCT~つくば牛久IC
期間:9月1日(月)~6日(金)の5夜間、各日20時~翌5時
●五霞IC~境古河IC
期間:9月8日(月)~12日(金)の5夜間、各日20時~翌5時
夜間通行止め後、2区間は4車線化のため並行して新設された道路に車線が切り替わり、上下線を分離しての2車線運用に移行します。
これらの区間も含め、工事が順調に進めば2026年度までに久喜白岡JCT~大栄JCT間の全区間が順次4車線化される予定です。
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