ロシア海軍のステルス艦に真後ろから「刺客」が迫る “撃破の瞬間”を捉えた映像が公開
強力な対地攻撃力を持つ艦です。
巡航ミサイルを搭載可能なステルス艦が攻撃を受ける
ウクライナ国防省情報総局(GUR)は2025年8月28日、ロシアが一方的に併合したクリミア半島に近いアゾフ海で、ロシア海軍のブーヤンM型コルベットを撃破したと発表し、その映像を公開しました。

ブーヤンM型コルベット(21631型)はステルス性を考慮した船体となっており、ブーヤン型(21630型)にカリブル巡航ミサイルを搭載できる垂直発射装置を搭載した発展型です。
小型ながら長距離の攻撃能力を持つことが特徴で、2015年にはシリアのイスラム国に対してカリブル巡航ミサイルによる対地攻撃を行っています。
GURによると、今回の攻撃は作戦局と特殊部隊「プリマリー」が共同で実施したとのこと。攻撃にはドローンを用い、船のレーダーシステムや「カリブル」巡航ミサイルの発射装置を狙ったことを明らかにしています。映像は、船の後方からドローンが迫り、攻撃をかける様子を捉えています。
攻撃を受けたロシア艦艇は重大な損傷を受け、戦闘任務地域からの撤退を余儀なくされたと報告しています。
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