線路脇の草は、その名もズバリ「鉄道草」 秋の季語でも 背景にある明治の日本
なぜこれが「鉄道草」に? 早かったヒメムカシヨモギ
雑草の生態などに詳しい千葉県立中央博物館の天野 誠学芸員は、こう話します。
「この植物は早い時期に日本へ移入された帰化植物で、日当たりを好みます。田畑や山を切り開いて鉄道が敷かれると、周辺にほかの植物が生い茂るなかで線路の周りだけ開け、この植物にとって居心地のよい環境になります。そこから、『鉄道に沿って生える見慣れない草』ということで、明治の人が『鉄道草』と呼んだのでしょう」(天野学芸員)
明治時代に開業し、全国に敷設されていった鉄道は、当時の人々にとって近代化を象徴する目新しい存在。そこに沿って生える見慣れない、背の高い外来の草は、人々の気を引いたのかもしれません。
しかしその後、キク科だけをとってもオオアレチノギクやオオブタクサ、そして戦後、急速に拡大したといわれるセイタカアワダチソウなど、草丈の高い外来植物が次々と登場。ヒメムカシヨモギは、特に目を引くような存在ではなくなってしまいました。
BMW アウディを各1台
ハスラーを1台
所有していますが ハスラーが一番お気に入りです
価格だけをみて言っているのでしょうが 余りにも稚拙で・・・・