線路脇の草は、その名もズバリ「鉄道草」 秋の季語でも 背景にある明治の日本

鉄道施設の防雪林を「鉄道林」といいますが、「鉄道草」という言葉も存在。初秋の季語になっているほど、実は身近な植物です。なぜそのような名前の植物が誕生したのでしょうか。由来は明治時代へさかのぼるようです。

秋の季語「鉄道草」を用い、読まれた句 そこへ浮かぶ往時の繁栄

 俳人の青柳志解樹さんの句に、このような「鉄道草」に関するものがあります。

「赤字線 鉄道草が 絮(わた)飛ばす」(創元社『俳句の花 下巻』に所収)

 利用者が減って赤字に陥った路線のかたわらで、「鉄道草」がわた(種子)を飛ばす情景を詠んだものでしょうか。あるいは、廃線となって線路にも「鉄道草」がぼうぼうに生えた情景でしょうか。いずれにしても、その荒涼とした情景の裏には、かつてその路線が華やかだったころの姿が、暗に詠まれているように思えます。

 線路脇にさまざまな外来植物が生えている現在、ヒメムカシヨモギが「鉄道草」とはピンとこないかもしれません。しかし先述の通り、その名には、鉄道が全国に延びていった時代の人々の記憶が込められているのです。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. BMW アウディを各1台

    ハスラーを1台

    所有していますが ハスラーが一番お気に入りです

    価格だけをみて言っているのでしょうが 余りにも稚拙で・・・・

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