「新幹線間に合わへん」御堂筋線“中津行き”はなぜそんなに敬遠されるのか? 関西の「残念な行先」 歓迎しない“直通”も?
乗りものニュースでは読者アンケートを実施。その結果、大阪メトロ御堂筋線「中津行き」が最も票を集めました。新大阪までもう少しのところ、なぜ中津で止まってしまうのでしょうか。
直通ユニバ方面は便利だけど…
同じく大阪メトロでは四つ橋線「北加賀屋行き」に関しても意見が挙がりました。

「ニュートラム接続の住之江公園まであと1駅…」(50代・男性・近畿在住)
終点の住之江公園までわずか1駅手前で止まってしまうことに不満を感じる声ですが、北加賀屋には車庫があるため、この行先が設定されています。大阪市交通局の時代には、終電延長の一環として、西梅田発0時7分発の北加賀屋行きが増発されたこともありました。
また、大阪環状線では「森ノ宮行き」について「あと1駅で京橋なのに」(40代・男性・中国四国在住)という声がありました。また、「京橋行き」に対しては「鶴橋まで行きたい」(60代・男性・近畿在住)といって意見も。
大阪環状線では、東西で需要が異なるため全線同一の運行体系では対応が難しいとされています。さらに関西本線・阪和線・関空快速・大和路快速など直通列車との接続や、車両基地の配置なども行先設定に影響しています。
行先が終点であるものの「残念」と感じられるケースとしては、大阪環状線普通・ゆめ咲線直通の「桜島行き」も挙げられました。
「夕夜間は新快速がラウンドナンバー(0分、15分、30分、45分)の発車時間3分前には大阪駅に到着し,そのあと最も早い内回り列車はこれなので,毎回5分以上待たされてしまう」(10代・男性・近畿在住)
夕夜間の京橋~大阪間では、弁天町や大正方面へ向かう列車が、15分の間に「ゆめ咲線直通1本・環状各駅停車1本・快速系統2本」というダイヤとなっています。その結果、目的地への到着が数分遅れるだけでなく、直後の環状線各駅停車に乗客が集中して混雑が増すという指摘がありました。
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