中国道ICアクセスも向上! 北播磨3市を結ぶ県道にバイパス10月開通 兵庫
兵庫県道75号小野藍本線の松沢バイパスが開通します。
県道75号松沢バイパスが開通
兵庫県は2025年9月18日、県道75号小野藍本線の松沢バイパスが、10月18日(土)15時に開通すると発表しました。

県道75号は、小野市役所近くの国道175号から北東へ進み、加東市を経て、三田市藍本の国道176号に至る北播磨地域の幹線道路です。
このうち小野市曽根町から加東市厚利にかけての区間は、道幅が狭く、大型車のすれ違いが困難であるほか、歩道もなく歩行者にとって危険な区間でした。
このため県は、安全で円滑な交通の確保や歩行者の安全確保などを目的として、2007年度から松沢バイパスの事業を進めていました。
バイパスは、小野市中谷町と加東市厚利を結ぶ延長1060m。全幅10.0mで、車道2車線と幅2.5mの歩道で整備されます。事業費は約13億円です。
小野市側は県道85号神戸加東線、加東市側は現道(県道75号)に接続します。これにより、道幅が狭い区間を避けながら比較的走りやすい東条川の南側を通るルートも選びやすくなり、例えば小野市中心部から中国道ひょうご東条ICまでのアクセス性も向上します。
なお、松沢バイパスの工事は開通後も続きます。2027年度にかけて旧橋撤去などが続く予定です。
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