「プロペラ機なのに爆速Wi-Fi」誕生か? ANAなども使用の「ロングセラー機」に“後付けOK”の新オプション

デ・ハビランド・カナダが開発したターボプロップ旅客機「DHC8-400」に、衛星を利用した高速インターネットサービス「スターリンク」を搭載できるようになります。

ANAグループなどが運用

 デ・ハビランド・カナダは、同社が開発したターボプロップ旅客機「DHC8-400」に、衛星を利用した高速インターネットサービス「スターリンク」を搭載できるようにしたと発表しました。DHC8-400はANA(全日空)グループやRAC(琉球エアーコミューター)が運用していますが、運用中の機体に対しても“後付け”での搭載が可能とのことです。

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DHC8-400(画像:デ・ハビランド・カナダ)。

 デ・ハビランド・カナダによると、「スターリンク」の搭載で、「乗客はストリーミング、ブラウジング、その他のリアルタイムオンラインアプリケーション利用のための、信頼性の高い高速インターネット接続をご利用いただけるようになります」としています。

 「スターリンク」はSpaceXが設計・運用したもので、海外の航空会社の一部機体では実装されており、既存の機内Wi-Fi設備と比較すると非常に高速であることで知られています。同社は「遠隔地やこれまでサービスが行き届いていなかった地域を飛行する場合でも、乗客の皆様にゲートからゲートまでシームレスなインターネットアクセスを提供する」とコメントしています。

【写真】えっ…これが「激レア派生型のDHC8-Q400」客室です

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