京都の100年私鉄「叡電」の新列車「舞」登場! 車内まで「着物っぽい」?? 驚きの改造!
叡山電車が開業100周年を迎え、新たな観光列車「舞(まい)」を披露しました。外観も車内も、趣向が凝らされています。
新たな観光列車「舞」公開
京都の叡山電車こと叡山電鉄に、開業100周年を記念して新たな観光列車「舞(まい)」が登場します。2025年9月27日、八瀬比叡山口駅(京都市左京区)で叡山電車の開業100周年記念式典が開かれ、あわせて「舞」の一部が公開されました。

「舞」は、既存の700系電車を改造したものです。700系は車両の前後に運転台があるため1両で走行可能ですが、「舞」は片方の運転台を撤去したため、2両一組で運転する形となりました。また、形式は100周年を記念して100系に変わっています。
リニューアルに際して天窓が追加され、内装の色彩とともに明るい車内になりました。あわせて扉が交換され、その下部もガラス張りになっています。
今回披露されたのは、出町柳方先頭車の101号車(元724号車)です。片側の運転台を撤去したため、反対側の八瀬比叡山口・鞍馬方には「ノスタルジック731 改」が連結されていました。今後、八瀬比叡山口・鞍馬方先頭車の102号車(元721号車)が加わり、2両編成となる予定です。
「舞」という名前は、叡山電鉄によると「京都や洛北の伝統を映しながら、四季折々の自然のなかを、まるで着物をまとって舞うように旅していただきたい」という想いを一文字にしたといいます。
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