京王「新型2000系」2026年1月デビュー! 5号車に“京王初”の設備 今後の導入計画は?

京王電鉄の新型2000系電車が、2026年1月31日に営業運転を開始します。

大型フリースペースの愛称も決定

 京王電鉄は2025年9月30日、新型の2000系電車を2026年1月31日(土)から運行すると発表しました。

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新型2000系電車(画像:京王電鉄)

 2000系は「もっと、安全に、そして安心して、これからもずっと、のっていただける車両を。全ての世代に、やさしく、そして、ワクワクしてもらえる車両を」をコンセプトに掲げています。

 5号車は、老若男女問わず誰でも利用できる大型フリースペースを設置しますが、今回、愛称が「ひだまりスペース」に決まりました。

 車両の外観は、車両前面・側面ともに円をモチーフにしたラウンド型とすることで、多くの人が優しさを感じ、安心できる車両を表現。内装も同様に、ラウンド形をモチーフとし、心を落ち着かせるナチュラルな空間を演出しています。

 従来より環境性能をさらに高める施策としてフルSiC素子を用いた新型VVVFインバータ制御装置(既存の7000系と比較し約20%の省エネ性能向上)を導入し、消費電力のさらなる削減や車両の軽量化を図っています。

 車両製造は、総合車両製作所が担当。2026年1月31日に10両固定編成1本目の営業運転を開始し、2027年3月までに合わせて4本(計40両)を導入する計画です。

 今後、お披露目会の開催や記念乗車券などの発売も予定されています。

【窓大きい!】5号車の大型フリースペースを見る(写真)

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