「さなえスープラ詣で」が流行!? 高市氏が自民新総裁就任で奈良トヨタの博物館が話題に“有名奈良市議”も来場

奈良県の「まほろばミュージアム」高市早苗さんがかつて所有していたスープラが話題を集めています。

高市さんのかつての愛車が展示されている

 2025年10月4日、自民党の新総裁として高市早苗・前経済安全保障担当大臣が選出されました。自民党総裁に女性が就任するのは初めてで、近く開かれる国会の首相指名選挙で選ばれれば、日本初の女性首相が誕生することになります。

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まほろばミュージアムの内部(画像:奈良トヨタ)

 この高市氏の総裁選出を受け、注目を集めている施設があります。それが奈良県にある「まほろばミュージアム」です。

 同施設は、トヨタの初期モデルや名車を集めた、奈良トヨタが運営する自動車博物館です。実はこの場所に、高市氏がかつて所有していた1991年式JZA70型トヨタ「スープラ」が展示されています。

「さなえスープラ」の愛称でも知られるこのクルマは、高市氏が地元・奈良県で働いて貯めたお金で初めて購入したものです。その後、22年にわたり乗り続け、運転手付きの車に乗る国会議員が多い中、高市氏は自らハンドルを握って、東京から奈良まで運転することもあったといいます。

 大臣などの要職に就くようになり、運転の機会が減った後も廃車にはせず、スープラは納屋で保管されていました。2022年2月から奈良トヨタでフルレストアが始まり、同年10月29日の復活式典では、高市氏自らが元愛車に乗り、パレードを行いました。

 そのため、元々まほろばミュージアムは高市氏を応援する人々の間で「知る人ぞ知る」スポットとなっていましたが、総裁選の翌日以降は、“さなえスープラ詣で”を目的に、さらに多くの人々が訪れているようです。

 SNSでは、「奈良トヨタ まほろばミュージアムに寄贈されてる 70スープラ 月間3千キロを走っていた強者 レストアされてピカピカでした」「奈良トヨタまほろばミュージアムに立ち寄り。 早苗ちゃんのスープラを拝見。 取材がすっごいって言ってた」などのコメントが見られました。

 また、高市氏が古いスープラに長年乗り続けていたことから、旧車に対する減税措置への期待の声も上がっています。さらに、奈良市議会議員で元YouTuberのへずまりゅう氏も現地を訪れ、「奈良まほろばミュージアムに展示されている高市早苗新総裁の70スープラを見学して参りました。自分も昔の車が大好きで、高市さんにはガソリンの暫定税率と13年ルールの廃止をしていただきたいです」と、公式Xで報告しています。

 ちなみに、まほろばミュージアムは、かつてユニクロの路面店が入っていた建物内にあり、当時のユニクロのデザインを残した建物としても知られています。

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