悲劇、愛車のライトに黄ばみが… 予防、対策はできるのか

しばしば見かける、ヘッドライトが黄ばんでいるクルマ。手をかけた愛車がそうなってしまったら、おそらく多くの人は悲しく思うでしょう。いったいなぜ、そうなってしまうのでしょうか。避けるには、また、なってしまったら、どうすればよいのでしょうか。

ポリカーボネートにある欠点 「黄ばみ」を避ける方法は?

 このように利点の多いポリカーボネートですが、その性質上、避けられない欠点も存在します。それが「紫外線にさらされ続けると劣化する」、つまり「黄ばみ」です。

 ポリカーボネートは紫外線をほぼ100%吸収する性質があるため、サングラスや陽射し避けの屋根などに利用されることも多いのですが、紫外線にさらされるごとに分子の鎖状結合が徐々に壊れて化学変化を起こしていきます。その過程で茶褐色の物質が生成され、透明度が下がり黄ばみや濁りが発生する「黄変劣化」という現象が起きるのです。人間が皮膚に強い紫外線を浴びると、体内のメラニン色素が活性化して黒く日焼けするようなもの。物質そのものが変化してしまうため、汚れを落とすような感覚で元に戻すことは不可能なのです。

 ポリカーボネートは紫外線以外にも薬品類に弱いという性質があり、カーワックスやクリーナーによる劣化も発生。さらに高温多湿環境にさらされ続けても劣化が起こるため、蒸し暑い夏場やヘッドライト自体の熱もポリカーボネートにとっては大敵です。

 ドライバーからすれば「黄ばみ」は避けたい現象ですが、先に述べたようにポリカーボネートはメリットのほうが大きいもの。快適な運転やかっこいいデザインを楽しみたいのなら、ポリカーボネート製ヘッドライトの黄ばみは自分なりに対策を講じて付き合うしかないのです。

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コメント

4件のコメント

  1. それはヘッドライトの「カバー」ではないのか? カバー部分だけを随時取り替えてヘッドライト本体・光源部分を長く使うようにできないものか? よく知らないけど。

    • 昔はレンズでしたが、今はただの透明カバーです。安全や防水の為に簡単には外せない様です。外せれば内側も磨きたいのですが。

  2. 原因が紫外線だとわかっているなら坑紫外線コーティングをすればよいだけと考えるが?

    もっともコーティングが物理的に剥離する時間が坑紫外線効果より早ければ意味はないのだが。

    • 本文中に "黄ばみはそのコーティングがはがれたために発生している場合が多いからです。"

      クルマの最前面なので環境は過酷でしょう。

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