車を擦って修理費「数十万円!」 直す?/放置する?/自分でやる? 経験談をいろいろ聞いた

乗りものニュースでは読者アンケートを実施。自動車を破損してしまった場合の修理方法や費用を聞いたところ、意外にも「修理しない」との意見が多くみられました。その理由は何でしょうか。

塗装だけなら数万円、部品交換なら数十万円…

「乗りものニュース」では、2025年9月24日(水)から10月1日(水)にかけて、車に関する読者アンケートを実施。「車を擦ってしまった経験」やその箇所、さらに修理対応についての意見を募集しました。

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傷ついた車のフロント部分(画像:写真AC)

 車を擦った後の修理対応に関する設問では、「すぐディーラーなどに修理を依頼した」と回答した人が最も多く、38.1%を占めました。続いて「自分ですぐに修理した」(28.6%)、「修理していない」(27.0%)がほぼ同率で並び、「車検などまで一定期間おいた」は最も少なく6.3%でした。

「板金塗装店にて修理、約4万円」(60代・男性・運転歴30年以上)

「ディーラーにて塗装。5万円ほど」(60代・男性・運転歴30年以上)

「板金+再塗装を3面ほど」(40代・男性・運転歴30年以下)

 回答者からは、「塗装だけであれば修理費用はおおむね5万円前後だった」との意見が多く寄せられましたが、高額を経験した人も少なくありません。

「修理費用約40万円、ディーラーへ修理依頼。ドアパネルは交換した」(60代・男性・運転歴30年以上)

「ぶつけられた車は右フェンダーがへこみ、板金修理店で修理、ぶつけた車は左バンパーに擦り傷がつき、自分でタッチアップ修理」(60代・男性・運転歴30年以上)

 大きな部品交換が必要な場合には、数十万円規模の出費が避けられないケースも見られました。

「ダメージはボディよりパンパー,フロント左右のドライブシャフト,フロアパネルの一部が変形。修理はディーラーで行い,50年前近くですが,30万円は超えていました」(60代・男性・運転歴30年以上)という人もいました。

 交換部品としてはドアパネル、バンパー、フロアパネルなどが多く挙がり、いずれも個人での修理が難しいため、専門業者への依頼が中心となっていました。

「10万円程度の自動車保険使用の修理、リアバンパーの交換」(40代・運転歴30年以下)

「バンパー本体の交換を保険で対処した。保険適用に際して、かかる費用と保険適用で増える保険料を天秤にかけて、保険適用を選択した」(70代以上・男性・運転歴30年以上)

「保険でほとんどの費用が出た」(60代・男性・運転歴30年以上)

 保険を適用して修理費用のほとんどを賄った人もいる一方、等級が下がり保険料が上がることから、適用を慎重に判断する向きもあるようです。

【なるべく費用を抑えたい?】これが車を擦ってしまった時の修理方法です(画像)

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