りんかい線の新型「埼玉」に出現! 「きれいになったねぇ」「昔の川越線は…」 ただ変化に気付きにくい?
りんかい線の新型71-000形電車が2025年10月にデビューしました。この新型車両は、乗客にどのように映っているのでしょうか。日中運用が始まった初日に、実際に乗ってみました。
写真を撮るのはファンばかり?
2025年10月1日、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の新型71-000形電車が営業運転を開始しました。

りんかい線は相互直通運転を行っているJR埼京線・川越線も走ります。直通先の路線を利用する乗客には、りんかい線の新型車両がどう映っているのか、実際に乗車して確かめてみました。
71-000形は今回、2編成が導入されました。このうち、初日の10月1日と翌2日は1編成だけが使用されています。2日とも、夕方から出庫して夜間に戻るという運用で、埼京線・川越線は1往復だけの運行でした。10月3日からは2編成とも営業運転に就き、日中も運用されています。
筆者(柴田東吾:鉄道趣味ライター)は10月3日の日中、71-000形の下り快速電車に新宿から乗車しました。この電車は、りんかい線の新木場から埼京線・川越線を経由して川越まで走ります。
新宿到着の時点で、快速ということもあって座席は埋まり、立客で混み合っていました。乗客は外回りのサラリーマンや買い物客のほか、夕方に近い時間帯でもあり、下校の学生もいました。
新木場方の10号車(最後尾車両)には、乗務員室付近にファンと思しき乗客が数人乗車していましたが、大多数は一般の利用者です。隣の9号車に移動すると、弱冷房車のためか乗客が少なく、車内の様子を観察できました。
新宿をはじめ多くの駅では、ホーム端にカメラやスマートフォン、タブレット端末を抱えたファンの姿があり、新型車両を写真に収める姿が見られました。
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