受注停止の異常事態!? 安くない新型「プレリュード」何がイイの? メインの購入層と人気No.1カラー明らかに
ホンダの新型「プレリュード」が発売約1か月で計画の8倍もの受注を集める大ヒットとなっています。なぜこれほどまでに人気なのでしょうか。
50~60代に刺さる 新型プレリュードの魅力とは
購入層の中心は50代と60代で、新規購入だけでなくセカンドカーとしての需要も多いとのことです。購入者が特に評価しているのは、まずそのデザイン。スペシャリティスポーツらしい、ワイドで低く伸びやかなプロポーションが高く評価されている模様です。

また、ハイブリッド車(e:HEV)でありながら、まるで有段ATのようにダイレクトな加速フィールと鋭い変速感を演出する新制御「Honda S+ Shift」を搭載していることで、走りに関する評価も高いとホンダは明らかにしています。
さらに、「シビック TYPE R」にも採用されている高性能なサスペンションや、アダプティブ・ダンパー・システムがもたらす、優れた足回りとシャシー性能も支持を集めていると伝えられました。
加えて、クーペでありながら日常の使い勝手が考慮されている点も評価されているとのこと。開口部の広いテールゲート式の荷室は、スーツケースやゴルフバッグも複数積載可能で、実用性を確保しています。
ボディカラーで最も人気があるのは「ムーンリットホワイト・パール」で、全体の63%を占めているといいます。
プレリュードの価格は617万9800円(モノグレード。オンラインストア限定で販売された特別仕様車「Honda ON Limited Edition」は648万100円)と、国産車としてはけっして安いとは言えませんが、Googleを内蔵したディスプレイオーディオや最新の先進安全運転支援システムが標準で装備されます。
こうして見てみると、新型プレリュードは単なる懐古趣味ではなく、現代の最新技術で走りと実用性を高い次元で両立させた、新たなスペシャリティカーと言えるでしょう。車名だけ見れば伝説のデートカーが復活したように思えますが、多くのユーザーにはそれ以上の魅力が受け入れられているようです。
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