ロシア軍のミサイル車両に真上から「刺客」が着陸 15kmも“同乗”して撃破か 珍しい映像が公開される
ウクライナ国防省は、自爆ドローンをロシア軍の防空システムの自走式ランチャーに着陸させ、約15km移動した後で爆破したとする映像を公開しました。
一部始終を捉えた珍しい映像が公開
ウクライナ国防省は2025年10月9日、自爆ドローンをロシア軍の9K37「ブークM2」防空システムの自走式ランチャーに着陸させ、約15km移動した後で爆破したとする映像を公開しました。

「ブークM2」は、ロシア軍の中・低高度防空ミサイルシステムです。キャタピラのついた装軌式のため、地上部隊とともに移動することが可能です。
ウクライナ国防省が今回、「ユニークな作戦」として公開した映像は、ロシア軍の車両に着陸したドローンが車両と共にしばらく移動し、起爆する一部始終を捉えています。
途中で車両にドローンが着陸していることに気づいたロシア兵が周囲に集まってくる様子や、ロシア兵がドローンの起爆に気づいて蜘蛛の子を散らすように逃げていく様子も捉えた映像となっています。ただ、爆発の瞬間までは写っておらず、車両を撃破したのかまでは確認できません。
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