日産が新型「車中泊できる軽バン」発売へ! 荷室アレンジ“無限級” これが「動く部屋」の実力か
日産モータースポーツ&カスタマイズは、軽商用バン「クリッパーバン」に新たに「マルチラック」モデルを設定し、発売すると発表しました。人気の高まる車中泊ニーズにも応えるというこの新型、どのような特徴があるのでしょうか。
車内のボードは市販品にも対応
最大の特徴は、荷室に標準装備されたスチールラックと有孔ボードです。独自設計の有孔ボードに、付属する2種類の専用ブラケットを位置・向きともに自由に取り付けられ、荷物の固定や棚の設置が容易。多目的な使い分けが可能になります。
市販の汎用フックなども取り付けられるため、趣味やレジャー用品の積載から、配達・移動販売といったビジネスユースまで、用途に合わせて荷室を自在にアレンジできるのが魅力です。床面には防汚性に優れた専用フロアを装備し、汚れを気にせず荷物を積めます。
さらに注目なのは、オプション設定のベッドマットです。耐水性・撥水性に優れた「CORDURA(コーデュラ)」生地を採用し、簡単に脱着できるうえ、装着位置の高さを4段階に調整可能としています。
また、荷室をフラットな就寝スペースとして活用でき、本格的な車中泊仕様として使えます。有孔ボード、専用フロア、ベッドマットのカラーは、ナチュラルベージュとブラックから選べます。
新型「クリッパーバン マルチラック」は、GXおよびGXターボ(ともにハイルーフ)をベースに設定され、トランスミッションはCVTのみとなります。
価格は、2WDのGXベース車が210万6500円、同GXターボベース車が231万円、4WDのGXベース車が226万500円、同GXターボベース車が246万4000円。発売は2025年11月27日の予定です。





コメント