12系客車が“ブルトレ風”機関車と走る!11月16日から5両編成で運行開始 大井川鐡道
大井川鐡道は2025年11月16日より、JR西日本から譲受した12系客室の営業運転が開始となります。
「南アルプス号」「かわね路号」「きかんしゃトーマス号」で運行へ
大井川鐡道は2025年11月16日(日)より、JR西日本から譲り受けた12系客車の営業運転を開始します。
12系客車は1978年に国鉄で新製され、宮原客車区(現・JR西日本網干総合車両所宮原支所)に配置。以後、臨時団体列車や「SL北びわこ号」の客車として活躍しました。昭和レトロな外観ながら冷房が完備されています。
11月16日の営業運転初日には、同年3月に運行を開始したブルートレイン仕様の電気機関車と連結して走行します。新金谷駅~家山駅間を往路「かわね路53号」と復路「かわね路54号」の1往復を5両編成で運行します。
翌17日以降は、「南アルプス号」「かわね路号」「きかんしゃトーマス号」で、12系客車と旧型客車を日ごとに使い分けながら運転を行う予定で、牽引機も日によって異なるとのことです。
大井川本線の起点・金谷駅は東海道本線と接続しており、かつて夜行寝台列車「ブルートレイン」が走行していたことから、その情景を再現する取り組みとして実施されました。牽引する機関車はもともと西武鉄道で使用されていた小型機関車ですが、ブルートレイン牽引機をイメージした塗装が施され、その再現度の高さが話題を呼びました。





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