「2つの巨大イオン」の間がやっと4車線に!? 県都の基幹バイパス、41年越しの全線4車線化 岩手
国土交通省 岩手河川国道事務所は2025年11月12日、国道46号「盛岡西バイパス」が29日(土)に全線4車線化されると発表しました。
県都の骨格をなすバイパスがようやく全線4車線化
国土交通省 岩手河川国道事務所は2025年11月12日、国道46号「盛岡西バイパス」が29日(土)に全線4車線化されると発表しました。
盛岡西バイパスは盛岡市街の南側を起点に、東北道の盛岡南ICに連絡しつつ、市街の西側をクランク状に結んで盛岡IC付近に至る7.8kmの道路です。起点側では「宮古盛岡横断道路」および国道4号へ、終点側は国道46号秋田方面へそれぞれ直結しているなど、郊外からの主要道路も連絡する市の基幹的なバイパスとなっています。
このバイパスを軸に大規模な区画整理による都市化が進んだ市街地側の4.2kmについては、2013年までに4車線化されていました。そちらより先に1992年から1999年までに開通していた北側の3.6kmが、今回ようやく4車線となります。1984年の事業化から41年を経て、全線が4車線化されます。
現在は、矢巾町の国道4号から分岐して盛岡西バイパスに至る「盛岡南道路」の事業も進んでおり、盛岡西バイパスは今後さらに市の外側をつなぐ道路網の受け皿にもなる見込みです。
ちなみに、現状の4車線区間の終端付近には、「イオンモール盛岡南」が、今回4車線化される区間の終端の盛岡IC隣接地には「イオンモール盛岡」がそれぞれ立地。どちらも県内最大規模のショッピングモールです。こうした都市化の進展などもあり、2車線区間は岩手県内の直轄国道のなかで最大の混雑区間となっていました。





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