元フェリー「さんふらわあ」が“宮崎”に発着へ!? 引退後は“九州に来ています” さらに新寄港地が追加
商船三井さんふらわあは2025年11月17日、東京-苅田のRORO航路で宮崎への寄港を2026年2月5日から開始すると発表しました。元「さんふらわあ」のフェリーも寄港します。
東京-苅田航路が再編
商船三井さんふらわあは2025年11月17日、東京-苅田(福岡県苅田町)のRORO航路で宮崎への寄港を2026年2月5日から開始すると発表しました。
RORO(Roll-on Roll-off)船はトラックやシャーシごと輸送する貨物船の一種で、同社は旅客も乗せるフェリー航路4つの他に、東京ー博多、東京-苅田のRORO航路2つを運航しています。
東京-苅田航路では現在、上り(東京行き)の一部で宇野(岡山県玉野市)に寄港していますが、新たに週2回の宮崎寄港を開始します。宮崎には木・土曜日の14時着/18時発、東京着は土・月曜日の6時です。これにより、南九州を含む九州全域をカバーする輸送ネットワークの強化を図るとしています。
これにともない、東京発・苅田発・宇野発の発着時間、便数も変更されます。なお、宇野には週1回、火曜日の寄港となります。
なお、この航路は2003年デビューの「むさし丸」のほか、2025年1月に苫小牧(北海道)-大洗(茨城)のフェリー航路で新造船「さんふらわあ ぴりか」のデビューにともない引退した「さんふらわあ だいせつ」(2001年竣工、元東日本フェリーのニューれいんぼうらぶ)がRORO船として就航しています。
「だいせつ」の宮崎寄港は毎週土曜日、宇野寄港は毎週火曜日となる予定です。





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