西武「新型レオライナー」2026年3月デビュー 第1編成が完成 新形式「れおけい」の由来は?

西武山口線の新型車両「L00系(れおけい)」が、2026年3月にデビューします。

車両形式は「L00系」

 西武鉄道は2025年11月18日、新交通システムの山口線「レオライナー」に導入する新型車両「L00系」が、2026年3月にデビューすると発表しました。

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西武山口線の新型「レオライナー」L00系第1編成(画像:西武鉄道)

 同社は、1985(昭和60)年に導入した8500系全3編成を、2025年度から2027年度にかけて新型L00系に年1編成のペースで置き換える計画です。

 車両形式は、山口線3駅(西武球場前、西武園ゆうえんち、多摩湖)の施設を象徴する「Lions」「Leisure」「Lake」の頭文字と、山口線沿線の可能性が無限大であることを示す「00(∞)」を組み合わせて「L00系(れおけい)」にしたといいます。

 L00系は三菱重工業製で、1編成4両。定員は144人(座席56人・立席88人)です。

 今回、そのL00系第1編成が広島県三原市の工場で完成。外観は埼玉西武ライオンズをイメージしたといいます。

 今後、埼玉県所沢市の山口車両基地へ陸路で輸送され、山口線で走行試験や乗務員訓練などを経た後、2026年3月下旬に運行を始める計画です。

 なお、西武によると、第2編成・第3編成のデザインは、「ベルーナドーム」や「西武園ゆうえんち」といった非日常の場へ向かう利用客のワクワク感をさらに高揚させる車両を目指し、西武鉄道、西武ライオンズ、西武園ゆうえんちの社員がデザインを検討していくとしています。

【写真】新型「L00系」の車内を見る

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