「『最もブサイクな飛行機コンテスト』優勝だろ」 異形極めし機体のフライトに世界が注目…なぜこんな形に? 機齢も凄い
世界中の航空機をほぼリアルタイムで追跡できるWEBサイト「フライトレーダー24」の公式SNSアカウントが1機の“異形すぎる航空機”のフライトについて投稿しています。
ベース機の機体年齢「70年超」!
世界中の航空機をほぼリアルタイムで追跡できるWEBサイト「フライトレーダー24」の公式SNSアカウントが1機の航空機のフライトについて投稿しています。そのフライトは、胴体上部が大きく膨らんだ異形のルックスが特徴の4発プロペラ貨物機「スーパーグッピー」によるものです。
「スーパーグッピー」は1965年にデビューした4発プロペラ機で、全長が43m、全幅が47mの大きさで、旅客機のボーイング377をベースにしています。巨大な膨らみは、西海岸で製作した宇宙ロケットを、東海岸の発射場まで輸送するために開発されたものです。
それゆえ同機は大型貨物を積むことが可能で、その貨物室は高さ・幅25フィート(約7.6m)、長さ111フィート(33.8m)の貨物を収容でき、機首も110度開きます。しかしそのユニークすぎる形状から、とある航空評論家に「もっとも醜い航空機」とも評されたこともあります。
現在運用中の「スーパーグッピー」は、このNASA保有の1機のみ。同機のNASAでのデビューは1997年であるものの、元の機体のKC-97は1953年に運航を開始しており、とても歴史のある機体です。
同サイトの飛行記録によると「スーパーグッピー」のフライトは2025年11月17日、アメリカ合衆国のテキサス州、エルパソ国際空港発着で行われています。今回の同サイトの投稿は、このフライトに注目するようにユーザーへ呼びかけたものと見られます。この投稿に対しユーザーからは「この機体は面白い変わりモノだ」「もし『最もブサイクな飛行機コンテスト』があったら、この機体は無敗のチャンピオンになるだろうね」「なんてデカい飛行機だ」といったコメントが寄せられています。





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