「万博、終わっちゃったね…」 狂乱の万博輸送“その後” ミャクミャク列車はどこへ? 夢洲には意外と人影が
大阪・関西万博が2025年10月に閉幕しました。期間中は大勢の人でにぎわいましたが、現在、会場周辺や最寄り駅の夢洲はどのような様子なのでしょうか。周辺を訪れました。
意外と人がいる夢洲駅
2025年10月13日、EXPO 2025大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)が閉幕しました。直後から撤収作業が進められていますが、会場周辺はどのようになったのでしょうか。閉幕2週間後の2025年10月末に会場周辺を訪れてみました。
大阪・関西万博の最寄り駅は、大阪メトロ中央線の夢洲です。万博期間中は会場までシャトルバスも運行されていましたが、万博終了後はシャトルバスがなくなり、大阪メトロ中央線が唯一の公共交通手段となっています。
実際に夢洲を訪れると、閉幕後にもかかわらず夢洲を訪れる人が少なからずいることに驚かされます。
万博期間中の大阪メトロ中央線は、日中も5分間隔以下の高頻度で列車が運転されていました。しかし、閉幕後は本数が大幅に減り、夢洲を発着する列車は日中15分毎と、3分の1以下になってしまいました。混み合っていた車内も、今では夢洲まで利用する乗客が少なくなりました。
しかし、「空気輸送」というほどでもなく、終了後の万博会場を訪れる乗客を数多く見受けました。
夢洲駅の出入口からは、万博会場の東ゲートを見ることができます。閉幕後の会場は、関係者用のゲートがある以外は工事用の仮囲いや柵で覆われています。また、夢洲駅の出入口からは大屋根リングも遠目に見ることができます。
2025年10月の段階では、仮囲いに沿って進むと、仮囲いの壁からフェンスに変わります。フェンス越しながら、東ゲートを正面に見ることができました。フェンスの位置から東ゲートまでは150m以上も離れていますが、万博期間中はゲートの前に大勢の人がいたことが信じられないようにも思えます。
万博会場を外から見られるのはここまでで、周辺は立入禁止区域となっているため、会場の西側を見ることはできません。





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