ジブリの「超名作アニメ」には“セルフ聖地”が存在!? ガチ聖地風も「実は非公式です…」なぜこんな状況に?
九州の山奥に「ととろのバス停」という観光スポットが存在しています。スタジオジブリの名作アニメ『となりのトトロ』を連想させますが、実は複雑な歴史が関係していました。
自称:猫バスの里
九州のとある山奥には「ととろのバス停」という知る人ぞ知るローカルな観光スポットが存在しています。「トトロ」といえばスタジオジブリの名作アニメ『となりのトトロ』に出てくる有名キャラクターの名前で、このバス停も同作を強く意識した外見をしています。建物の前には手書きの「トトロ」や主人公「サツキ」「メイ」の看板が置かれ、中には「猫バス」のイラストが描かれた額縁が飾られています。“聖地”にも見えるこの場所ですが、実は非公式です。なぜこのようになったのでしょうか。
このバス停は大分県佐伯市宇目にあり、かつては大分バスが運行する路線バスがバス停として実際に使っていたものです。現在はその路線バスが廃止されてしまいましたが、自治体が運営するコミュニティバスの停車場になっており、バス停としてはまだ使われている状態にあります。
周辺は山と川に囲まれた里山といった場所で、その雰囲気は「となりのトトロ」の世界そのものといえるでしょう。しかし、作中の風景のモチーフとなった場所は複数あり、監督である宮崎駿氏も埼玉県所沢の名前を挙げています。しかし、そこに大分県の地名は上がっておらず、このバス停はスタジオジブリや「となりのトトロ」とは一切関係ありません。
じつはこの場所、『となりのトトロ』とは関係ありません。ただ。バス停の名前としては正しいのです。バス停があるこの場所の正確な地名は大分県佐伯市宇目轟地区であり、轟は「ととろ」と読みます。つまり、「ととろのバス停」という名前は地名に因んだものなのです。
このバス停の近くで営業するカフェ&レストラン「リュオ」の関係者は生まれた頃からずっと轟地区に住んでおり、バス停の変遷を知る人物でした。集落の普通のバス停が、ジブリ関連の観光スポットにまでなっていった経緯を実際に見続けており、その経緯について話を伺ってみました。





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